ビスケットとゆず茶

今日はいつもと違うコースをウォーキングしようと家の前の川沿いを歩いていました。

橋の上で小６男子二人が釣り竿を持って、ワーキャーと騒いでおります。

見ると一人は私の友だちの息子、T君。

そして彼の持っているつり竿がやたら曲がって、何やら大物と格闘している様子。

「どないしたん？何か釣れよるの？」

「鯉を釣ろうと思ったら、亀が引っ掛かってとれへんねん～」

下をを見ると、かめかめかめかめ～～！！

ひえぇ～こんなに亀が集まったらコワイがな～

よく見ると、一匹の亀が甲羅から思いっきり首や足を伸ばして、ジタバタジタバタ・・ほんまに絵に描いたようなジタバタぶり

かわいそうに・・前足か甲羅のヘリかよくわからないのだけど、針が引っ掛かっているようでした。

集まってきたかめ達も心なしかどうにかしようと、ジタバタ亀の側に寄ったり離れたり・・。

「あれ痛そうやで～、かわいそうやから引っぱらんと糸を切ったら？」

するとT君、「大丈夫や！亀は痛さを感じへん！」

「は？なんでやねん？亀かて痛いから、ジタバタしてるんちゃうの？もう、糸、切ったりんか、はさみは？」

二人、声をあわせて「ない！」

おいおい、少年達、どないすんねん？

仕方がないので、近所で畑仕事をしていらしたおばあさんにカマを借りて、糸を切って、亀を逃がしました。

ほんまに亀もエライ災難でしたな。心なしかかめににらまれたような・・わざとじゃないらしいからごめんしてやってね。

少年たち、この川は鯉の数より亀が多いってことを学んだね。はさみも必需品だよ。
ちなみに黒いボコボコしたものは亀たちです。
もっと、いっぱい集まってきてたよ～

そして田んぼ道を歩いていると、夕日があたって、お米が金色に・・秋ですなぁ～。