2010年08月16日
もしドラ
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」
ちまたでベストセラーとなっているこの本、本屋でも平積みされているので気にはなりながら、「買うほどでもないか~」とほっちっちにしておりました。
が、しかし、お盆休みで帰ってきている夫が持っておりまして、さっそく借りて読みました。
ザックリしたあらすじは、野球部のマネージャーをしている幼馴染の夕紀が入院することになり、その代わりにマネージャーをすることになったみなみが、弱小野球部を甲子園に連れていくために、経営学の神ドラッカーの「マネジメント」をバイブルとしてまわりの人間を巻き込みながらマネジメントを実践し、とうとう甲子園へ出場を果たすというお話。そこに行きつくまでにもいろいろな人間模様もあり・・・なかなかおもしろい小説でした。
「ドラッカー」って誰やねん?とま~ったくビジネス書には興味ナシの私ですが、引用されている言葉に「なるほどな」と共感するところもありました。
まさしく「経営の神様」らしく、ビジネス的な小難しい言葉で引用が書いてありますが、ビジネスだけではなく気持ちを奮い立たせてくれるようなことも書いてあります。
「~中略~成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中ではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」・・・とか。
「人は最大の資産である」・・・とか。
なんだかよくわからないなりにも、「心にコツンと小石が当たった」(←これもこの本からの引用ね(笑))感じがする本です。
ドラッカーの言わんとすることが、女子マネを通して理解できるという「一粒で二度おいしい(笑)」小説でした。
しかしこんな高校生たちがホンマにいたら、めっちゃええ会社を経営してるやろなぁ~と考えてしまいましたよ。
ちまたでベストセラーとなっているこの本、本屋でも平積みされているので気にはなりながら、「買うほどでもないか~」とほっちっちにしておりました。
が、しかし、お盆休みで帰ってきている夫が持っておりまして、さっそく借りて読みました。
ザックリしたあらすじは、野球部のマネージャーをしている幼馴染の夕紀が入院することになり、その代わりにマネージャーをすることになったみなみが、弱小野球部を甲子園に連れていくために、経営学の神ドラッカーの「マネジメント」をバイブルとしてまわりの人間を巻き込みながらマネジメントを実践し、とうとう甲子園へ出場を果たすというお話。そこに行きつくまでにもいろいろな人間模様もあり・・・なかなかおもしろい小説でした。
「ドラッカー」って誰やねん?とま~ったくビジネス書には興味ナシの私ですが、引用されている言葉に「なるほどな」と共感するところもありました。
まさしく「経営の神様」らしく、ビジネス的な小難しい言葉で引用が書いてありますが、ビジネスだけではなく気持ちを奮い立たせてくれるようなことも書いてあります。
「~中略~成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中ではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」・・・とか。
「人は最大の資産である」・・・とか。
なんだかよくわからないなりにも、「心にコツンと小石が当たった」(←これもこの本からの引用ね(笑))感じがする本です。
ドラッカーの言わんとすることが、女子マネを通して理解できるという「一粒で二度おいしい(笑)」小説でした。
しかしこんな高校生たちがホンマにいたら、めっちゃええ会社を経営してるやろなぁ~と考えてしまいましたよ。
Posted by ゆきたつ at 16:06│Comments(0)
│本